【中国依存から脱却するは今がチャンス。そして中国の覇権を何としても
食い止めなければならない!】
その昔、世界は一斉に工場を中国に移転させた。安い労働力と後進国の中では比較的安定した国情と生産性の可能性に魅力を感じて。
なかでも日本は際立っていた。中国移転に後れを取るものは勝ち組になれない。確かに一時期は全世界が潤ったこともあった。しかし気が付いてみると、現実は中国製品なしには建設資材も医療に欠かせない防護服もマスクも何一つ自国で賄えるものは残っていなかった。
正に産業の空洞化である。と、共に生命線までも預けてしまったと言っても過言ではない。結果として全世界から集まった経済力を背景に、今や軍事大国中国の覇権はとどまるところを知らず、我が物顔で周辺海域を勝手に埋め立てて、あたかも昔から自国の領土であったと大威張り。
唯一対抗できるのは、アメリカのみとなった。中国のアキレス腱は何と言ってもずばり経済力である。この経済力を頼みの綱に、軍事力の増強、そして国民への独裁政治。そこで、今まさにコロナによって世界の経済が止まった状況の中で、恐れることなく躊躇することなくこのタイミングを逃さず、すべての工場を中国から東南アジア諸国に移転することで中国経済の弱体化を図る格好のチャンス到来なのである。
中国の覇権に歯止めをかけるためにも、この経済の弱体化は唯一の手段となっていく。何としても中国の覇権を食い止めなければならない。